体の筋肉がつる原因と対処法について
今回は足のつる原因についてお話したいと思います。
足のつることはだれにでもよくあるかと思いますが、たくさん足がつったりすると
病気なのではないか?など心配になりますよね。
少しでも原因をしってもらい対処法を身につけておけば安心ですよね。
少しでもお役に立てるようにあしのつる原因などをお話していきます。
① 栄養不足や水分不足
基本的に人間の体は栄養がないと動くことできません。しかしただ栄養をとればいいのではなく、体の筋肉を動かすための栄養素が必要になってきます。
代表的なものがカルシウム、マグネシウム、ミネラル類と言われています。
カルシウム、マグネシウムは筋肉の動きに必要な栄養素となります、ですのでこの栄養素が不足すると脳からの信号で筋肉を動かそうとするとうまくコントロールができず制御不能になり筋繊維が勝手に細かい収縮をおこしてしまい足がつてしまうということが起こります。
【解決策】
これらを多く含んでいるものの代表として乳製品、大豆製品、野菜、魚介類などがお勧めです。ただ極端にとるのではなく、バランスよく摂取することが吸収率を上げる秘訣となります。
② 急激な寒暖差、冷え、熱中症など。
寒暖差が大きいと体は自分の体温を保とうとするため自律神経が働きます。
暑ければ汗をかいて熱を発散させようとします。ですが極端な汗のかきすぎると水分不足になります。同時に大量の汗をかくと一緒に電解質が流れ出てしまうこともつる原因となります。
逆に寒ければ体温を逃がさないようにするために代謝をあげようと働きます。寒暖差が激しいと体が順応しきれずに筋肉の収縮のコントロールができなくなり乱れて過度な収縮が起こり、筋肉がつりやすくなります。
【解決策】
水分を多めに摂取する。
喉が渇いていなくてもこまめに水分補給をする
塩分を軽めにとる。
寒い場合は体を冷えないように衣類を着る。
湯船に長めにつかる。
③ 運動のし過ぎ、乳酸過多など。
運動は適度におこなうと柔軟性がでて体にはストレッチ効果がありますが過度にしすぎる筋肉には負担がかかり乳酸がたまりやすくなります。乳酸はたまりすぎると筋肉が動かなくなります。そのため筋肉が過度に収縮して足がつってしまいます。
【解決策】
勢いをつけないようにゆっくりとストレッチを行う。
運動後や疲れを感じているときは適度な休養をとる。
40度前後のお湯と冷水を交互につける交代浴を行う。
この他にも薬の服用中や基礎疾患がある方、精神的に疲れていて自律神経の乱れがある方
原因が不明なかたもいらっしゃいます。すぐに収まるようなら心配はいらないですが長く続くようであれば病院の受診もおすすめ致します。